東京百景

 26thJul.2003

北町阿波踊り
夏の風物詩・]V

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 今日は雨の心配はなさそう。隅田川花火と北町阿波踊りを天秤にかけて、昨日燃焼しきらなかったので阿波踊りにした。
 北町は初めて行ってみる。18:00からというので早めに行ったら、開会式とかあるので踊りは18:30から。おかげでスタート地点の最前列を確保できた。

 さて、初っ端からだいこん連だったのには驚いた。昨日はしっとり、今日は元気に飛び出して来た。いきなりスピード感ある踊り。道路の幅いっぱいに使っている。
 写真中央が松本さん。だいこん連の写真は私設応援団のページに作ります。

 おっ巧いな、という連は東林間の伍楽連。女踊りの息がぴったりで、切れもある。
 男踊りもかなり上手。今日は涼しくて気持ち良い日なので、どの連の踊りも躍動感にあふれている。

 久しぶりに葵新連のフォーメーションを見る。このパフォーマンスはちょっと他の連では見られない。江戸前の振り付けだ。
 ぞめき囃子もアップテンポ。この辺が徳島と高円寺は別物だ、という声のもとだろう。しかし、見せるね。

 こちらも久しぶりに見る写楽連。何となく正調派の阿波踊りという感じで、見応え十分。
 近所の練馬駐屯地の練武連や子供達のチルド連などもあるが、こうしてみると招待連が結構多くて神楽坂に負けていない。
 北町も侮れないな。旧川越街道は神楽坂よりさらに狭いから間近に見られる。これを見ると高円寺に行くのはあの混雑は腰が引ける。

 高円寺の舞蝶連も派手な踊り。先頭の団扇踊りは黒装束というのも派手だし、女踊りも笠の向きまで揃って格好良い。
 今日はみんな見せてくれるなあ。

 天水連の爆発しそうなお囃子が響いて、やはり阿波踊りは良いなあと思う。
 だいこん連の2巡目を追いかけ、写真もとったし、たっぷり夏気分を味わった。
 今日は踊る方も見る方も完全燃焼。やはり天気は重要な要素だ。

 北町の地元は、ぽんぽこ連。子供踊りの子狸もあって、地元連だけに沿道の拍手も凄い。
 数えてみれば20連を超える。一巡するのに1時間はかかる。今日はあちこち重なって阿波踊りが開催されているけど、これだけ招待できるというのも立派。
 バチがぶつかりそうなくらい近くでお囃子が鳴る。太鼓の音がずんずんお腹に響く。
 提灯踊りも顔をかすめるくらい。迫力があっていい。


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