Junrei Walk

7th.Dec,2002

第 2 回

狭山茶畑・6ヶ寺巡礼

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 先月から始めた武蔵野三十三観音巡礼の2回目。1回目は定点観測コース上の3ヶ寺だけであとは代参してもらった。
 今日は朝からあいにくの空模様。ペルパト会の皇居は見合わせて、直接東村山に向かう。
 受付で、ShiinaさんとCさんと合流して早速歩き出す。ウォーミングアップなしは寒い日はまずいなと思いつつ。

 府中街道から折れて踏み切りを越え、7番・徳蔵寺へ。板碑が納められている建物は修復中。工事のシートに囲われて境内がずいぶん狭く感じる。
 ポツリポツリと雨が落ちてきた。

 東大和駅の先、8番・圓乗院。庭木に雪除けが張られていて、何となく年末気分で寂しい雰囲気。
 空はどんよりしていて、先を急ぐほうが良さそう。

 庫裏の前に名残の紅葉。そろそろお終いで、冬の間はお寺巡りも花はないし、つまらない時期。
 たまっちから電話があって、スタートしたところだという。歩いてないと寒いので今日の合流は難しいかな。
 東村山駅前まで戻って、狭山丘陵を目指す。正福寺、北山公園への道だが、今日の巡礼では寄らない。
 ここからしばらくは車道歩きで、我慢の道だ。

 多摩湖の堰堤から西武ドームを目指して行くと13番・金乗院。武蔵野七福神の発願寺でもある。
 この寺のシンボルでもある五層の塔に寄ってから本堂に下りていく。くどいほどの朱塗りの塔は巡礼とは相容れない気もするが。

 ようやく車道歩きを脱して、圓乗院の裏手の雑木林の公園を登っていく。落ち葉が厚く敷き詰められて絨毯のようだ。
 冬枯れの雑木林は武蔵野の雰囲気。この巡礼コースも街中を抜けて、武蔵野の道になってきた。

 その先の四阿で昼食。止まると一気に体が冷えてくるので早々に出発。
 狭山湖の堰堤は5年間の工事が終わってすっかり新しくなっていた。

 本堂の外周には、108のプレイングベルがある。チベット仏教寺院によくあるもので、この寺のどことなく異国風なのは、そういうものを取り入れているからだろう。(NODAさんいわく、「マニ車」というらしい)

 早稲田大学のある三ヶ島に向かう道はのどかな道。次第に茶畑が増えてくる。
 時期ではないので落ち葉に埋もれていたりする。

 狭山湖を離れてしばらく行くと12番・全徳寺は、広々とした境内を持つ寺。
 前に来たときは車だったので裏手から入った。狭山湖から近いのだと初めて気付く。

 ここから真っ直ぐ2kmほど歩いて狭山ヶ丘駅にゴール。14:30前だった。
 前回Shiinaさんに代参してもらった分に合わせて、今日の6ヶ寺の納経印を頂いた。納経帳を持つと次も来なくてはという気になる。
 距離は18km。雨は本格的になりそうなので、真っ直ぐ帰ることにした。
 今年は秩父に始まり、よく寺巡りをした年だった。続きはまた来年だ。

 14番・妙善院は曹洞宗の禅寺。石段を登り、山門をくぐると木彫りの仁王像。
 山門あたりの造りはいかにも禅寺だが、広い境内は幼稚園と隣り合っていて、雰囲気は落ち着かない。
 ここまで休憩が少なく結構いいペース。細かい雨が降ってきたりしているので、今日はどうしてもピッチが早くなる。

 最後は15番・松林寺。お詣りするとき本堂の軒のスピーカーからクラシックの曲が流れているのに驚いた。
 住職の趣味だろうけど、玄奘三蔵像や観音像に混じって、中国風の置物もある。ちょっと風変わりな寺。


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