Private walk

 17th.Dec.2002

浅草羽子板市
冬の風物詩

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 早いもので今日から浅草は納めの観音・羽子板市。あっという間に年の瀬だ。
 クリスマスという前にイベントがあるので、暮や正月という日本的な行事が突然にやってくるようだ。まあ、どちらも楽しむということで割り切るのが一番だ。

 雷門の仁王像に迎えられて、仲見世に入る。名物の「あげまんじゅう」を買って食べながら中門に向かう。
 仲見世はいつ来ても活気があって、すでに正月の飾り付け。浅草寺裏では正月用品を売るガサ市も行われる。

 今日はまだ暖かい陽気だが、夜になれば冷え込んでくる。
 屋台のおばさんは、「極楽と地獄を一緒に味わえる」と江戸弁で話してくれた。市は3日間深夜まで開かれている。

 最初の羽子板の屋台は中門の前で、今年の変わり羽子板はフーテンの寅さん。
 確か去年は松田優作だったような記憶がある。でもやはり歌舞伎絵の羽子板が良い。
 境内に入ると右手に屋台が並んでいる。そんなに数は多くない。
 ほおずき市は、ほうずきを作っている千葉や小岩の園芸農家が軒を連ねるのだが、羽子板市では人形職人たち。数が違うのだ。

 一回りして再び雷門前に戻る。来るときは気付かなかったが、イルミネーションが通りに飾られている。
 五重塔のイルミネーションは、いかにも浅草らしい。日本的な雰囲気にちょっとだけホッとする。
 散策はウロウロしたので何とか2km。ここまでで今日は仕事に戻らなければならない。つかの間の息抜きタイム。

 観音様にお詣りして五重塔を見上げる。今年浅草は何度目だろうか。
 今年は奈良遠征で塔をたくさん見たけど、浅草寺の塔は夜しか見ないなあ。東京で一二を争う塔だし、一度ちゃんと昼間に写真を撮っておきたい。


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