New Year Walk
12th.Jan,2004
3連休も正月に続いて良い天気が続いている。この時期、どこを歩いても初詣ばかり。 今日は休もうかと思って、午前中は部屋の中で調べものをして過ごしたが、午後になると散歩に行きたくなって、電車に乗って北千住に向かった。 七福神はたくさんあるけれど、短い距離のものはウォーキングの例会もなく自分で回るしかない。今日はその一つの千寿七福神。 特に資料もなく、出掛ける前にネットで調べて、とりあえず住所だけ控えて置いた。 まずは駅から真っ直ぐ行って、布袋尊・長円寺に寄る。七福神詣は松の内で終わっているが、同じように回っている人も数人見かける。これは静かで散歩には良い。
筋向かいに湯気を立てているのが、かどやの槍かけ団子。 宿場の風情と下町情緒がこんなところに残されていて、千住宿めぐりらしきグループも立ち寄っている。
千住といえば、日光・奥州街道の最初の宿場町。宿場町通りは普通の商店街だが、品川や板橋仲宿と同様に道幅は江戸時代のままに残っている。 これは横山家の昔ながらの商家。この向かいには絵馬屋の建物も残っている。
駅前の大通りを渡って、次は毘沙門天・勝専寺だ。このお寺は煉瓦塀が巡らされているのが珍しい。 残念ながら本堂は改築中で、シートに覆われていたが、毘沙門天の石像は境内にあった。 この七福神は結構新しいもののようだな。
脇道に入って、2つ目は大黒天・本氷川神社。なかなか立派な社殿に茅の輪が据えられている。 大黒天は開帳されていないようだった。
さて、国道を渡って少し行くと恵比寿・千住神社。この神社はお祭りに来てみたい神社の一つだ。千住の神輿もなかなか威勢が良いと聞く。 長い参道が続いていて、今日行った中では一番大きな神社だ。
続いて福禄寿・不動堂。日光街道のすぐ脇にあって、広々とした敷地の半分は墓地。
寿老人・源長寺は墨堤通りに面している。本堂も新しいし、今は境内を掘り起こして工事中だった。 七福神の幟りもなく、境内に石像も見あたらなくで間違ったかなと思うほどそっけないお寺。 ここから、京成の千住大橋も近い。ルートとしては逆コースでも良いかな。
社殿の右手に恵比寿像がある。この恵比寿は台座が回転式になっていて、ハンカチを使って3回転させ、そのハンカチで毎日悪いところを触ると御利益があるということだ。
さて最後は弁財天・氷川神社。ここにも茅の輪があった。 このまま真っ直ぐ行って、宿場町通りに出て駅まで戻る。 開帳期間が過ぎていたので、ちょっと寂しい七福神めぐりだったが、駅に近づくにつれて賑やかになってきた。 時間は1時間。距離は5kmほどだった。 この七福神は千住宿史跡巡りと絡めて歩けば、もう少し距離を伸ばせるかも知れない。 まあ、午後の散歩としては結構良かったかも知れない。
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