東京百景
23th,Jan,2004
仕事帰りに道草するのも久し振り。何だか忙しく余裕のない日々を過ごしてきた。 両国駅は相撲の本場所中で、ちょうど帰りの客でごった返している時刻。人波に逆らってようやく江戸東京博物館に辿り着いた。 常設展に行くのはずいぶん久し振り。週末は8:00まで開館しているのだが、嘘のように閑散としている。これならゆったりと見られる。 今日は江戸ゾーンのジオラマを丹念に見ようと、日本橋を渡っていく。 両国橋と大川でいきなりタイムスリップだ。
歌舞伎舞台には市川団十郎の助六。この舞台は隅々まで本物が使われていて興味深い。 こうして写真を撮っても良い展示が結構たくさんある。今まで博物館でカメラを取り出すことはほとんどなかった。これだけ空いていれば人の迷惑にもならない。ちょっとした発見だ。
日本橋は越後屋の大店。毎日通る三越前がかつてはこういう風だったのだ。
そして天下祭で曳かれた須田町の山車。二輪の江戸型人形山車はさすがに堂々としている。 これは常設展も侮れないなぁ。あとは東京ゾーンも一通り見て回ったら、あっという間に1時間過ぎて閉館時間が近づいていた。また来よう。
舞台には吉原の花魁。先週歩いた吉原の昔の賑わいを垣間見るようだ。
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